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破産に至った事情の記載例


別紙

多額の債務を負うに至った原因及び経緯について


私・○○○○が、多額の債務を負うに至った原因及び経緯につき、下記の通り陳述致します。

※なるべく正確に書くようにしてください。
 ご自身の収支状況を把握することは、大変大事なことですので、今回を契機に
 家計簿をつけるようにしてください。

  1. はじめて金融業者から金銭を借入れた時期
     私が最初に金融業者より借入れを行ったのは、平成13年1月のことです。その使途は、現在住んでいる賃貸マンションの契約をするにあたっての敷金・礼金の捻出にありました。それ以前は、殊に金銭の借入れを行うことはなかったと記憶しております。

  2. その後の具体的な原因及び経緯について
    (1)平成11年12月から平成13年5月まで
     私は、平成11年12月、夫と結婚をしました。ただ、諸々の事情から同居はしていませんでした。
     そういう状態は不本意な状態だったので、平成13年1月に銀行(UFJ銀行)から約10万円の借入れをして、現在住んでいるマンションを貸借することになりました。
     その年の3月、夫婦同居の生活ができるようになりました。そして、夫も就職を真剣に考え就職先を探しましたが、言葉の問題等もあってなかなか決まらず、また決まっても2,3ヶ月で転職をしたりで生活がなかなか安定しませんでした。
     一方、私は前年8月まで勤めていた会社を退職してしまっていた上、アルバイト等も探しましたがうまく見つからない状態が続いたため、収入の道は無く、とりあえず当面の生活費等は、私の貯蓄と退職金、失業保険金などでまかなう他無い状況でした。
     そして、なお生活費に不足が生じることもあると借入れで不足分を補うという生活を続けていました。それでも、夫の就職が決まって生活が軌道に乗り出せば、夫婦2人贅沢を望まない限り、十分返済することはできると考えていたのです。

    (2)平成13年5月から平成14年3月まで
     そのような状況の下、5月になって私が妊娠していることがわかりました。それまで、生活を立て直すためにアルバイト等を探していましたが、妊娠による体調不良のため、通常の仕事に就くことは当面は諦めざるを得なくなりました。そこで、以前に知人から紹介を受けていた、健康食品や化粧品の販売に関するいわゆるネットワークビジネスをはじめようと考えました。そして、その収入を生活費及び債務の弁済に充てようと思ったのです。ところが、その仕事の勉強や研修などを数回受けながら、実際に始めてみたところ予想外に経費が多くかかり、収入としてみた場合、結局毎月差引きで5万円位の赤字となり、在庫が生じることとなってしまったのです。
     更に11月になって、切迫早産で入院することとなってしまい、その際、入院費等が必要になりました。私は、特に生命保険などには加入していなかったので、その入院費等も借入れに頼らざるを得ず、クオークからカードで30万円の借入れをして、その費用を支弁するしかありませんでした。
     平成14年にはいると出産費用や準備品代で支出は重なる一方で、もはや夫の収入のみでは生活費の支弁はおろか、当時月7万円程度あった賃金のローンの返済もできず、借入金の返済の為に借入れをする状態となってしまいました。

    (3)平成14年4月から平成15年1月まで
     何とか生活の立て直しを図るべく、1月に生まれた子供を区の保育園に入園させて私自身が仕事に出ることも考えましたが、4月に申請した公立保育園は満員で空席待ちとなり、私自信が外に出て働くことは不可能な状態となってしまいました。
     また、以前からしていましたネットワークビジネスの方も続けていましたが、顧客からの注文品はクオークからカードで購入し、販売代金は生活費に充て、購入代金分のカードの支払いは分割としていた為、その購入代金分約20万円は債務として残ってしまいました。
     更にこの平成14年7月に、同じマンションの多少間取りの広い隣の部屋に引越しをするための出費がかさんでしまいました。上記のような家計状況であったにも拘らず、引越しをした理由は、主には子供ができたことでかなり手狭となったことですが、同時にマンションの更新があと半年後と迫っていたことから早晩更新するならば、この機会に多少早めて更新した方が今後の為に都合が良いと考えたからです。そして、引越し代、更新料及び手数料として約17万円を支払い、そのために私の名でみずほ銀行から20万円の借入れをしました。
     平成15年前後には、何時までも保育園の空きを待っているわけにも行かないので、保育園の空きができるまで土日のみアルバイトに出るようにしました。
     しかし、それも所詮焼け石に水程度で、毎月の出費の方が収入を上回る状態が続き(約10万円程度)、借りては返すを繰り返す状況には変化はありませんでした。その頃借入れた借入れ先は、UFJ銀行、みずほ銀行、JCB、VISA、ジャックス、イオン等で、いずれも私の名義です。そのため、毎日の返済額が10万円位にまで上ってしまいました。

    (4)平成15年2月から自己破産の申立てに至るまで
     そして、今回破産申立てを決意せざるを得なくなった決定的な理由は、夫が失業状態となってしまったことです。もともと契約社員として就業していたのですが、その期間が2月までで、更新されなかった為、夫の収入が全くなくなってしまったのです。
     その分、私のアルバイトの日数を増やすなどして何とか立て直しを図ったのですが、やはり私のアルバイトの収入程度では叶わないことで収支の上からも全く生活できない状態となってしまいました。

  3. 現在の状況
     このような状態になったことを振り返り、生活の基盤があまりにも無い状態で同居を強行してしまったことや、計画性の無い生活を続けていたことを深く反省しております。現在、私達は生活を遣り繰りするのに精一杯の現況ではありますが、これから先は家族で力を合わせて頑張って行きたいと思います。

以上



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